『渋沢栄一 100の金言』 <読書記録>
こんにちは。
今回は読書記録です。
内容は、新1万円札の人物 渋沢栄一 氏について知ろうと思い、『渋沢栄一 100の金言』という本を読んだのでその内容をまとめていきたいと思います。
読んだ本
この本から読み取ったメッセージ
・理想を描き、正しいプロセスで継続して前進していくことが大切
※正しいプロセスとは:自分の長所を活かした形で、熱心や熱意をもって、ぶれずに行うことを指す
・バランスが重要
※ハード面とソフト面のどちらか片方だけが進歩してもあまり意味がない
それぞれの章で言っていること
この本には全部で8章あります。
それぞれの章で言っていることを以下でピックアップしました。
<人生を切り拓くために>
・長所を活かして自分のレールを引け
・成功や失敗が重要ではなく、努力をすることが重要
・理想(志)をもってそれを信じることが重要
・志とそれにたどり着くまでの行いが一致していることが重要
・「志」は人生の根幹となる
<苦境を乗り越える>
・くよくよと暮らす所に案外大なる徳がある
・悪人を悪人として恨まない
・現状維持は退歩
・前のめりで突っ走るのではなく、冷静に走る
<幸せな生き方>
・青年時代は、身体の健康だけじゃなく精神の健康も重要
・丁寧で慎んだ姿勢、進歩向上の心、信用ある行動によって天命を理解することができる
・一番の尊いものは「自由」
・得意なことは伸びていく
・誰しもに得意なことがある
・競争があるから頑張れる
・普段の心掛けが大切
・幸福が自分の才能や勉学だけで手に入れられるというのは誤解
・熱心と誠意が感動の源
・同情心が重要
・友人は会うごとに忠告してくれるような者でなければいけない
<正しい生き方>
・道徳にもまた進歩があるはず
・多くの経験をすることで自己は発達する
・些細なことでも同意できなければ断わる
・順風の時は調子に乗るな
・人は同じことし続けるのではなく、理想を追い続けてやることを変えるべきだ
・その日のことはその日に済ます
・人の性格は一生変わらない
・親切とは、思うことで親切になるのではなく、行うことで親切になる
<信頼される人になる>
・信用の価値は大きい
・言う人は必ずしも行う人ではない
・プロセスが合っていれば、結果はついてくる
・結果だけを見て成功とは言えない
・武士道の精神と経済的な力の両方を持つことが重要
<本当に豊かになる生き方>
・金儲けと仁義は両立できる
・倹約とは節約をするだけではない
・社会と自分の両方が豊かにした者でなければ成功者とは言えない
<良い社会のための経営>
・わずかなものの集合が巨万の富
<国家と世界平和づくり>
・物質的豊かさだけではなく、精神的豊かさも追う必要がある
・貧困対策としては、直接的な支援よりも未然に貧困を防ぐ政策の方が好ましい
以上です。
今回は、金言「集」だったので紹介するのが少し難しくなってしまいました。
論語と算盤も読んでみてちゃんと自分で良い言葉をピックアップしてみたいと感じたというのが大きな感想です。