リモートワークが「是」だと考えない理由
最近、リクルートがリモートワークを全社的に導入するというニュースがあった。
今回は、それに対してリモートワークをすべきでない理由を考えてみる。
まず、リモートワークのメリットを見てみよう。
・通勤時間を短縮ないしは、なくすことができる。
→精神面で従業員にプラスのメリットをもたらすことができるかもしれない。
・各々が最も仕事に集中できる場所を選択できる。
・会社として、オフィスの必要性が少なくなる。(オフィス賃料の節約)
・日本企業特有とも言われる、付き合い残業の心配がなくなる。
一方、デメリットとしては
・仕事の管理が難しくなる。
→成果と報酬の問題。
→チームでの仕事の問題。
・仕事のモチベーションを高めることが各々に任される。
それぞれ、このようなところだろうか。
表のメリット・デメリットでは「リモートワークはするべきだ」というような結論になってもおかしくないだろう。
しかし、メリット・デメリット両方に入ると思われる、「人と人が直接会わなくなる」ということがリモートワークにとって一番の問題なのではないかと思う。
それは、人と人が会話をすることにより新たなアイディアを得ることが可能なためである。
これからは、多くの仕事でクリエイティブな能力が必要だと言われている。
リモートワークは、それを阻害する要因になり得るということである。
例えば、最初に決めた業務をこなして完成させるだけの仕事であれば、リモートワークは有効に作用するだろう。
しかし、最初に決めた業務から完成までの間に何回も練り直しなどがある仕事の場合、リモートワークによって人と人が直接会わないことはマイナスの作用を出すのではないだろうか?
これが、私がリモートワークを「是」だと考えない理由である。
アイディアは、行動距離に比例するという言葉もあるように、移動をして人に会うということはそれだけで大きな意味のあることなのではないだろうか?
リモートワークについての実際の体験談なども聞いてみたいです。
読んでいただきありがとうございます。